セラミックヒーターはすぐに暖まるのでとても便利ですが、狭い場所で床に置くと結構邪魔になこともあります。その点では、壁面取付タイプのセラミックヒーターが便利です。
しかし壁の多くは石膏ボードです。板壁ならネジで止めたりできますが、石膏ボードはネジがききません。そこで石膏ボード用のピンなどを使って止めることになります。
今回の セラミックヒーター PIERIA SHC-122Jも石膏ボードに止めるのに石膏ボード用のピンを使いますが、地震などで落下などしないのかちょっと心配です。
ここでは、 セラミックヒーター PIERIA SHC-122Jを石膏ボードに安全に取付できるのか調べてみました。
セラミックヒーター PIERIA CHU-122Jの仕様
セラミックヒーター PIERIA CHU-122Jの仕様は次の通りです。
商品名 | 人感センサー付き 壁掛けセラミックヒーター |
型番 | CHU-122J |
サイズ(約 | W38.5×D14.5×H19cm ※ヨコ置き時 |
質量(約) | 2kg |
消費電力 | 強:1200W 弱:800W |
適用畳数 | 木造:5畳 コンクリート:8畳適 |
安全装置 | 転倒OFFスイッチ/サーモスタット/温度ヒューズ |
電源コード長さ(約) | 2m |
切りタイマー | 1・2・4時間( 12時間自動OFF) |
人感センサー | あり |
リモコン | あり |
質量は約2kgです。特に他のセラミックヒーターに比べ軽いというわけではないです。
この2kgのセラミックヒーターを石膏ボードに取り付けたフックに引っかけてセットします。
石膏ボード取り付け方法
取付方法は取説に書かれています。固定ピン3本で一つのフックを支えるようです。フックは左右2カ所です。
荷重は約1kgづつ左右のフックにかかるので、フックの耐荷重と石膏ボードの強度がこれに耐えられれば問題ありません。通常の石膏ボードなら1kgは問題ないですが、一応念のため確認します。
石膏ボードはJIS A 6901で強度などは定められています。規格品なので強度などもメーカーによらずJIS規格を満足しているはずなのでばらつかないと考えて大丈夫です。
上の固定図では3本ピンでフックを止めています。この3本ピンの耐荷重がどれほどあるかということになります。
製品に付属しているピンの耐荷重の記載はありませんが、市販されているWAKI Jフックシングルというよく似た商品の耐荷重は7kgです。
PIERIA CHU-122Jの石膏ボード用の固定ピンもほぼ同じくらいと考えてもよさそうです。
そうすると1カ所のフックにかかる荷重は1kg程度なので7kgに対して余裕があります。ただし、石膏ボード厚は9mm以上が必要です。
先にお伝えした通り家の壁に使用されている石膏ボードは12.5mm(または9.5mm)が多く使われているで問題ないでしょう。
以上、重さが2kgのPIERIA CHU-122Jは9.5mm厚以上の石膏ボードであれば取り付けても大丈夫だということがわかりました。
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