コロナの石油ファンヒーターFH-SR33のシリーズは毎年型番が変わりますが、基本的な性能は全く同じです。
どれを買っても同じですが、価格差があまりなければできるだけ新しいFH-SR3323Yをおすすめします。
違いは「お知らせ消音モード」の有無
FH-SR3323Yには、FH-SR3322YとFH-SR3321Yには未搭載のお知らせ消音モードが搭載されています。音を出したくないときに使います。
この機能が必要なければ、あえてHF-SR3323Yを選ぶ必要はなく、一番価格が下がっている機種を選ぶのがお得です。
また、中古でも良いから、とにかく安く買いたいという場合はメルカリを検討してみましょう。
FH-SR3323Y、FH-SR3322Y、FH-SR3321Yのデメリットやメリットは?
FH-SR3323Yは、コロナで人気の石油ファンヒーターの一つです。以下は、FH-SR3323Yのデメリット及びメリットです。
デメリット
- 初期不良が報告されている:一部のユーザーから、初期不良が報告されています。
- リモコンにスタートボタンがない:リモコンには停止ボタンがありますが、スタートボタンがないため、点火する際は本体で直接スタートボタンを押す必要があります。
- リモコンの電池がボタン電池:リモコンの電池はリチウム電池(CR2025)で、常に家に常備してあるわけではないため、急に電池が切れた場合は面倒です。
- 石油臭がする:使用中に石油臭がするという口コミがあります。
- 燃料タンクが小さい:燃料タンクが小さいため、給油の頻度が高くなる可能性があります。
メリット
- 操作パネルが見やすく操作しやすい:文字が大きく書いてあるので、誰にでも直感的に使えます。
- リモコン付きで遠隔操作ができる:暖房中に火力セレクトや温度の調節、延長などの操作がリモコンでできます。
- すぐに部屋を暖められる:スピーディーに暖めることができます。
- 低燃費でランニングコストが低い:燃費や消費電力のコストパフォーマンスが高いです。
- コンパクトで置きやすい:小型で軽いので、どこでも手軽に置けて暖められます。
FH-SR3323Yは、10畳程度の部屋に適しています。また、燃費や消費電力が少ないため、ランニングコストも抑えられます。
以上のとおり違いはほぼないので、どれを買っても良いのですが、あまり値段差がなければ新しい方を購入することをおすすめします。
(参考)FH-SR3323Y、FH-SR3322Y、FH-SR3321Yの暖房能力
FH-SR3323Yの暖房出力は、3.30~0.63kWです。
また、燃焼継続時間目安は、弱燃焼時で約82時間、強燃焼時で約16時間です。
これは、木造建築の場合で約9畳程度、コンクリート建築の場合で約12畳程度の部屋に適しています。
(参考)エアコント比べると安いのか高いのか?
暖房能力に相当するエアコンを選ぶとすれば、10畳用の暖房能力が3.6kWになります。値段は幅がありますが6~10万円ぐらいです。これは、FH-SR33の3倍以上になります。
また、ランニングコストは、エアコンのほうが少し高くなります。しかし、石油ファンヒーターは給油が必要です。
暖房に限って言えば、石油ファンヒーターの方がコスト的には有利であると言えます。
まとめ
FH-SR3323Y、FH-SR3322Y、FH-SR3321Yの違いは、殆どないので価格で選べばよいのですが、あまり価格差がなければ新しいものをおすすめします。
とにかく安く購入したいと言うときはメルカリなどのフリマで購入すれば良いでしょう。販売者はしっかり本人確認がされていることを確認して買ってください。メルカリではニックネームの近くに本人確認が表示されているのですぐに分かります。
参考としてエアコンと簡単に比較してみると、石油ファンヒーターはコスト的にはエアコンより有利である事がわかります。