ヘルシオホットクックとパナソニックSR-MP300には大きな違いがあります。それは圧力調理ができるかできないかです。調理の時短が目的であればンソニックSR-MP300ですが、ほったらかしで調理がしたいのであればヘルシオホットクックといった感じです。ここでは両者を比較や違いをお伝えします。
ヘルシオホットクック 2.4L
パナソニックSR-MP300 3.0L
ヘルシオホットクックとパンソニックSR-MP300の比較と違い
1.ホットクックは「まぜ技ユニット」でほったらかし、パナソニックSR-MP300は圧力調理で「時短」
冒頭でお伝えした通りヘルシオホットクックは電気圧力調理鍋ではなく電気鍋です。時短を目指すのであればパナソニックSR-MP300が有利です。厚めの肉や骨の多い魚も短時間で調理できます。
一方のヘルシオホットクックにはまぜ技ユニットという鍋を自動でかき混ぜる機能があります。人の手によって混ぜる必要がないため、文字通りほったらかしで料理ができます。
大雑把にはパナソニックは時短調理、ヘルシオホットクックはほったらかし調理が得意と言えます。
ヘルシオホットクックのまぜ技ユニットとは?
下図のように鍋の中にかき混ぜ棒が入っていて自動でかき回してくれる機能です。この機能があるのは電気(圧力)鍋ではヘルシオホットクックだけではないでしょいうか?少なくとも他のメーカーでこのまぜ棒がついている機種をまだ見た事はありません。
このまぜ棒があって、はじめてほったらかし調理ができると言ってもよいかと思います。時短ではなく放ったらかしで美味しい料理を作りたいのであればヘルシオホットクックは現時点では最高です。
2.容量の違い
ヘルシオホットクックには定格容量が3種類ありますが、パナソニックSR-MP300は1種類のみです。
ヘルシオホットクック | パナソニックSR-MP300 |
1.0L | 3.0L |
1.6L | |
2.4L |
表の値は満水容量(鍋を満水にする水の量)です。調理するときの最大容量は2/3以下になります。なお、豆類の調理では1/3以下になりますので注意してくださいね。
ヘルシオホットクックの2.4LタイプがパナソニックのSR-MP300に一番近いタイプになります。この大きさなら4人家族で十分使えます。
3.予約調理
予約調理可能なレシピはヘルシオホットクックのほうが圧倒的に多くあります。予約調を多く使う予定であればヘルシオホットクックがおすすめです。
ヘルシオホットクック(KN-HW24F) | パナソニックSR-MP300 | |
予約時間 | 最大15時間 | 最大12時間 |
予約調理 |
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4.予約調理で食品が腐敗するのを防ぐ仕組み(ヘルシオホットクックの場合)
下図はヘルシオホットクックが予約調理時に行う調理の流れです。最初に加熱して味をしみ込ませたあとは、腐敗を防ぐためにある程度高い温度をキープします。最後に加熱して仕上げています。
パナソニックも同じようなプロセスで腐敗を防いでいます。このような腐敗を防止する方法を採用している電気(圧力)なべは象印やアイリスなどまだ数社に限られています。ティファールはまだ対応していません。予約調理可能であっても、このような腐敗防止のプロセスがない機種は基本的に生肉や魚など腐敗しやすいものは使えないので注意が必要です。
4.自動調理/手動調理の比較
自動調理はヘルシオホットクックがパナソニックに比べ圧倒的にたくさんあります。自動調理をするならヘルシオホットクックが便利です。
ただし、パナソニックの手動調理も設定そのものはシンプルなので特に自動でなくても問題はないと思います。
レシピは記事作成時点のものなので正確にはメーカーサイトをご確認ください。
ヘルシオホットクック(KN-HW24F)
手動調理は表の下部に記載してます。 |
パナソニックSR-MP300
オレンジの網掛けをしたレシピが自動調理できます。あとは手動調理です。 |
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手動調理
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無水調理はどっちが得意?
ヘルシオホットクックは圧力なべでありませんが無水調理は得意とするところです。
一方のパナソニックSR-MP300も無水調理はできますが、圧力鍋なので牛乳やクリームなど分離しやすいものを最初から鍋にいれて調理すると、分離してとんでもないことになってしまいます。
そういった心配のないヘルシオクックのほうが無水調理に優れます。
ヘルシオホットクックで作る無水カレーは絶品ですね。カレー好きの方はだまってヘルシオホットクックにしましょう。
時短
時短は今回のテーマではありませんが、このままではパナソニックの良いところがありませんので、あえて時短を見てみます。
以下の図はパナソニックSR-MP300の商品PRページで時短について説明しているものです。普通の鍋とSR-MP300の調理時間を比べています。
確かに1/3~1/4の時短になっているのがわかります。圧力かけているので当たりませではありますが、時短には圧力鍋は威力を発揮してくれますね。ここはヘルシオホットクックにまさる点です。
時短でできた時間を有効活用できますね。
無線LAN機能
ヘルシオホットクックには機種によって無線LAN機能を搭載されています。スマホとの連携ができるのでつく方や新しいメニューが増えたりと便利です。レシピ内容もスマホを使えばどのような料理が写真も見れます。
残念ながらパナソニックのSR-MP300は無線LAN機能はなくレシピ集がないとどのような料理なのか、作り方はどうかなどわかりません。
無線LANが使えるヘルシオホットクックとパナソニックSR-MP300は使い勝手の上で大きな差がありますね。ネット環境があればヘルシオホットクックの無線LAN対応機がおすすめです。
スマホ連携でこんなに便利なります
- 空き時間にスマホでレシピ探し
- レシピのリストがスマホで見れるのでお買い物が便利に
- 予約調理時間がスマホから変更可能だから帰宅時刻が変更になっても大丈夫
外出の多い方のは大変便利な機能ですね。
価格は?
どうしてもヘルシオホットクックの素晴らしさが表に出てしまいますが、唯一のマイナス面としては価格があります。
ヘルシオホットクックは最新のKN-HW24Fでは7万円前後、型落ちのKN-HW24Eでも5万円前後です。
それに比べパナソニックのSR-MP300は3万円前後です。約2倍の価格差があるので、素直にヘルシオホットクックにするというわけには行かないと思います。
しかし、長い間使う調理器具なので使用年数で割れば1年あたりの費用はあまり変わらなくなります。仮に4万円の差があるとしても、6年間使用すれば年間6700円、月600円ほどです。これで快適な調理ができるのであればヘルシオを検討してみてもよいかと個人的には思います。
まとめ
ヘルシオホットクックとパナソニックSR-MP300の違いは以上です。まだ他にも違う点はありますが、大体は以上の点を抑えておけばよいかと思います。
時短調理をメインに考えるなら、パナソニックSR-MP300
ほったらかしでおいしい料理を作りたいのであれば、ヘルシオホットクックKN-HW24F(2020年モデル)またはKN-HW24E(2019年モデル)
このような感じになると思います。
ヘルシオホットクックは2020年モデルでは鍋がフッ素コーティングされているのでこびりつきが少なくお手入れは格段にしやすくなっています。
ヘルシオもパナソニックも時短やほったらかし調理によって、家事にかかる手間を大幅に削減できます。時間の有効活用をお考えでしたら是非検討してみてください。
空いた時間を趣味や仕事に有効活用できること間違えなしです。
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