空気清浄機で花粉対策~ ダイキン・シャープ・パナソニックの違いは?

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ダイキン、シャープ、パナソニックの3社の空気清浄機の花粉対策の違いを比べてみました。

各社とも部屋の空気を吸引し、集塵フィルターで花粉をキャッチする方法がメインです。

それに加え、ダイキンはストリーマとアクティブプラズマイオン、シャープはプラズマクラスター、パナソニックはナノイーで花粉を分解無力化し抑制する機能もあります。

花粉対策用に空気清浄機を選ぶ際の参考になればと思います。

ダイキンはTAFUフィルター、シャープとパナソニックはHEPAフィルターで花粉をキャッチ

3社とも集塵フィルターで花粉をキャッチします。集塵フィルターの性能の差はあるのでしょうか?

各社のフィルター比較表

ダイキン TAFUフィルター(静電HEPA フィルターに撥水・撥油の加工が施されたもの) 10年後、たばこ5本/日で72%まで集塵性能は低下
シャープ 静電HEPAフィルター 10年後、たばこ5本/日で50%まで集塵性能は低下
パナソニック 静電HEPAフィルター

ダイキンのTAFUフィルターが少し性能的に良くなっていますが、どのフィルターも0.3μmの粒子を99.97%キャッチする能力はあります。

花粉のサイズは 100μm~10μmとばらつきますが、多くは20~50μm程度と言われています。

そのため、0.3μmの粒子をキャッチできるTAFUやHEPAフィルターであれば十分に花粉のキャッチができることになります。大きなサイズであればプレフィルターでもキャッチできます。

つまり、各社の花粉キャッチ能力は同じと考えて差し支えないと思います。

花粉を分解無害化する方法は?ダイキンは2本立て

非常に酸化力の強い活性分子種(フリーラジカル)を生成して花粉など分解します。

各社とも花粉を酸化して分解無害化するという点も同じです。

  • ダイキン:ストリーマ、アクティブプラズマイオン
  • シャープ:プラズマクラスター
  • パナソニック:ナノイー

ダイキンはストリーマとアクティブプラズマイオンの2本立てで花粉の分解無害化を行っています。

フィルターにキャッチされた花粉は強力なストリーマで酸化分解され無害化されます。

パナソニックはナノイー、シャープはプラズマクラスターで花粉を分解無害化します。

分解無害化が確認できた花粉の種類はダイキンとパナソニックは公開しています。

ダイキン

スギ、ヒノキ、イネ、ススキ、ホソムギ、オオアワガエリ、ハルガヤ、カモガヤ、アカマツ、クロマツ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ブタクサ、カナムグラ、シラカバ、イチョウ

シャープ

明記なし(見つかりませんでした)

パナソニック

スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ススキ・シラカンバ・ヨモギ・オリーブ・ビャクシン・モクマオウ・ハンノキ・オオアワガエリ・カナムグラ

JAPOC(花粉問題対策事業者協議会)に参加しているのは?

JAPOCをご存じですか?花粉問題対策事業者協議会という名前から推察できる通り、花粉にかかわる問題の対策を企業や研究機関が中心となり行っている協議会です。

今回お伝えしているダイキンとパナソニックはJAPOCのメンバーです。

残念ながらシャープはメンバーに入っていません。

ちょうどJAPOC設立の2012年ごろ、シャープは過去最悪の最終赤字に苦しんでいたころです

ね。

しかし、シャープも花粉などのアレルギー対策には積極的で「英国アレルギー協会認定」を受けています。

JAPOCでは、花粉の生成・飛散・曝露・発症までの流れを下図のようにロードマップ化して対策案を検討します。

JAPOCで認証された空気清浄機を使用すれば安心というわけです。

下図はのからの引用です。

花粉対策におすすめな機種は?

ダイキン、シャープ、パナソニックともに花粉の除去・分解に大きな違いはありません。ここでは各社のラインアップから花粉をメインと考えたときの、おすすめ機種をお伝えします。

選択のポイントは次の3点です。

①十分な吸気能力があり部屋の空気を短時間で浄化できる

②花粉を十分キャッチできる集塵フィルターを使用している

③室内の浮遊花粉や、付着花粉などの分解無害化能力がある。

④JAPOCの認証がある。(シャープは除く)

ただ、③は正直効果のほどはわかりません。気持ちの問題かもしれません。ここで大事なのは1番目の吸気能力ですね。

ダイキン

MCZ70Y 除加湿ストリーマ空気清浄機

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JAPOC-0093

最大風量:7.2m3/分

ツインストリーマ

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

MCK70Y 加湿ストリーマ空気清浄機

[itemlink post_id=”21828″] [itemlink post_id=”21829″]

JAPOC-0092

最大風量:7.0m3/分

ツインストリーマ

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

MCK55Y 加湿ストリーマ空気清浄機

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JAPOC-0091

最大風量:5.5m3/分

ストリーマ

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

シャープ

KI-PX100 除加湿空気清浄機

[itemlink post_id=”21833″]

英国アレルギー協会認定

プラズマクラスターNEXT

最大風量10m3/分

ツインストリーマ

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

KI-PX75 加湿空気清浄機

[itemlink post_id=”21834″] [itemlink post_id=”21835″]

英国アレルギー協会認定

プラズマクラスターNEXT

最大風量:7.5m3/分

プラズマクラスターNEXT

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

KI-PX70 加湿空気清浄機

[itemlink post_id=”21836″] [itemlink post_id=”21837″]

英国アレルギー協会認定

プラズマクラスターNEXT

最大風量:7.0m3/分

プラズマクラスターNEXT

アクティブプラズマイオン

TAFUフィルター

パナソニック

F-VXU90 加湿空気清浄機

[itemlink post_id=”21838″] [itemlink post_id=”21839″]

JAPOC-0094

日本アトピー協会推薦品

最大風量:8.7m3/分

ナノイーX 48兆

HEPAフィルター

F-VXU70 加湿空気清浄機

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JAPOC-0095

最大風量:6.7m3/分

ナノイーX 9.6兆

HEPAフィルター

F-VXU55 加湿空気清浄機

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JAPOC-0096

最大風量:5.4m3/分

ナノイー

HEPAフィルター

まとめ

ダイキン、シャープ、パナソニックの空気清浄機で花粉対策をするのに、おすすめな機種をご紹介しました。

メーカーごとの違いがわかれば選びやすいくなるのではないでしょうか?

①十分な吸気能力があり部屋の空気を短時間で浄化できる

⇒最大風量が大きなタイプ

②花粉を十分キャッチできる集塵フィルターを使用している

⇒HEPA、TAFUフィルター

③室内の浮遊花粉や、付着花粉などの分解無害化能力がある。

⇒イオンを機外に放出

④JAPOCの認証がある。(シャープは除く)

⇒JAPOC認証機器を選ぶ(シャープは除く)

このような点から選ぶと、おすすめの機種は次の通りです。

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