シャープ加湿空気清浄機KC-N50、KC-L50、KC-J50,KC-H50の違いをお伝えします。KC-N50は2020年、KC-L50は2019年、KC-J50は2018年、KC-H50は2017年モデルです。同じKCシリーズなので加湿能力は共通の500ml/hです。さらにランニングコストや使いやすさなどについてもお伝えします。
シャープ加湿空気清浄機 KC-N50,KC-L50,KC-J50,KC-H50の違いは?
主な違いは下記の通りです。これらの違いはKC-H50と他機種の違いです。以下で説明します。
- センサー数の違い
- 就寝時の運転モード・表示の明るさ切り替え
- みはり機能の有無
- チャイルドロックの有無
- 質量の違い
1.センサー数の違い
KC-N50,KC-L50,KC-J50,KC-H50には各種センサーが搭載されていますが、照度センサーが搭載されているのはKC-H50だけです。
KC-N50 | KC-L50 | KC-J50 | KC-H50 | |
---|---|---|---|---|
ニオイセンサー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
温度センサー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
湿度センサー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
照度センサー | x | x | x | 〇 |
2.就寝時の運転モード・表示の明るさ切り替え
就寝時のモード
KC-N50,KC-L50,KC-J50 | KC-H50 |
---|---|
おやすみ(就寝時など、静かに自動運転したいとき。また室内が乾燥しているときも、静かに加湿しながら運転します) | 静か寝(就寝時など、表示ランプを暗くして、静かに自動運転をしたいとき 、また室内が乾燥しているときも、静かに加湿しながら運転します) |
KC-H50には照度センサーがついているのでモニターの明るさが自動設定になっている場合は部屋が暗くなると自動で表示ランプを消します。
表示明るさ切り替え
KC-H50は表示ランプの明るさを部屋の明るさに応じて自動で切り替えることができますが、それ以外の機種は手動での切り替えになります。
3.見張り機能の有無
見張り機能というのは、部屋の温度や湿度を検知してランプの色と音で知らせてくれる機能です。
「高温・高湿みはり」と「乾燥・低温みはり」があります。この機能はKC-H50だけの機能です。KC-N50,KC-L50,KC-J50ではなくなっています。
「高温・高湿みはり」とは?
取説には次のように説明されています。
高温・高湿になると、ランプの色と音でお知らせします。
おまかせ運転、風量「自動」「静か寝」「花粉」、パワフル吸じん運転で加湿をしているときに、みはりランプが「橙」「赤」になると、自動的に加湿を止めます。
「乾燥・低温みはり」とは?
取説には次のように説明されています。
ウイルスの生存しやすい湿度・温度になると、ランプの色と音でお知らせします。
おまかせ運転、風量「自動」で運転しているときにみはりランプが「赤」点灯になると、風量を少し強めて加湿「入」で運転を始めます。
冬のウィルス対策には有効な機能です。KC-H50より新しい機種では廃止されてしまったのは残念です。
4.チャイルドロックの有無
チャイルドロックもKC-H50だけに搭載され、以降の機種ではなくなってしまいました。こどものイタズラが心配な方はKC-H50を選ぶしかなさそうですね。
下記はKC-H50の取説にあるチャイルドロックの説明図です。
5.質量の違い
質量はKC-H50が約7.7kg、他機種は約7.5kgです。照度センサーの差がでしょうか?あまり大きな違いではないので気にしなくてよいと思います。
ランニングコストや使いやすさは?
ランニングコストはどの機種を選んでも同じです。電気代で心配することはないですね。
また、これらの機種は同じ構造なので使いやすさも同じです。
どの機種がおすすめ?
機能から見ればKC-H50がおすすめです。特にチャイルドロックが必要な方はKC-H50しかありません。
チャイルドロックが必要がない場合は、新しい機種に飛びつくのではなく価格で選ぶとよいと思います。
[itemlink post_id=”15478″] [itemlink post_id=”12431″] [itemlink post_id=”15479″] [itemlink post_id=”13946″]