パナソニックの加湿空気清浄機 40畳タイプのF-VXS90と31畳タイプのF-VXS70は、適用床面積以外にも違いがあります。 F-VXS90には無線LANが搭載され、スマートホンから部屋の空気や給水などの情報を見ることができます。
ここではパナソニック F-VXS90とF-VXS70の違いと、どちらがおすすめなのかお伝えします。
*2021年8月現在、F-VXS90/F-VXS70ともに入手が困難になりつつあります。現在入手可能なのはF-VXT90/F-VXT70です。性能はほぼ同じです。
パナソニック F-VXS90とF-VXS70の違い
適用床面積の違い
当然ながらF-VXS90がF-VXS70より適用床面積が大きいです。
F-VXS90 | F-VXS70 | |
空気清浄 | ~40畳 | ~31畳 |
加湿空気清浄 | プレハブ洋室~24畳
木造和室~15畳 |
プレハブ洋室~19畳
木造和室~12畳 |
空気清浄と加湿の適用床面積~基準にするのはどちら?
空気清浄と加湿では適用床面積が違います。例えば24畳のプレハブ洋室の場合、F-VXA70では空気清浄は大丈夫ですが、加湿は十分ではありません。
加湿もしっかり行いたいのであれば、加湿時の適用床面積を目安にすれば間違えがありません。
先の例でプレハブ21畳であれば、F-VXS90を選べばよいことになります。F-VXS70を選んでしまうと加湿不足になる可能性があります。
使用する部屋の面積が、適用床面積ギリギリの場合はなかなか湿度が上がらない可能性があります。適用床面積には余裕をもった選定が必要です。
実質的にはF-VXS90でも加湿は余裕をもって20畳ぐらいまでと考えた方がよいと思います。F-VXA70の場合では15畳あたりを目安にした方がいいでしょう。
F-VXA90あるいはF-VXA70を選ぶ際には、この点を抑えておくと後で加湿不足にならないで済みます。空気清浄の適用床面積では参考にならないということです。
適用床面積の話は、この辺にして次はF-VXS90に搭載された無線LANについてお伝えします。
F-VXS90に搭載された無線LAN機能とは?
F-VXS90は「ミルエア」アプリをスマホにインストールすることで、部屋の空気の状態や、どれだけ空気をきれいにしたか物質ごとに推移がわかります。また、メンテナンス情報も受け取ることができます。
お部屋の空気の状態
部屋の空気状態がわかるので、空気清浄機を稼働させるかどうかの判断がしやすくなります。きれいな状態で無駄に運転することはないので節電にもなりますね。
汚れの割合やキレイにした空気量の推移がわかる
絶対になくてなならない機能ではありませんが、汚染物質ごとに、どの程度空気をきれいにしたかがわかります。どのような汚染物質が多いのかがわかれば日ごろの健康管理にも役立ちそうですね。
お手入れが必要なパーツや時期をお知らせ!
お手入れの時期や、お手入れしなくてはならないパーツなどを知らせてくれる機能です。つい忘れてしまうお手入れを教えてくれるので、加湿空気清浄機を常に清潔に保てます。
また、加湿機能では給水のお知らせも受けることができるので、加湿忘れを防ぐことができます。
以上のようなサービスをスマホで受けることができて便利です。この機能を使うためにはインターネット接続と無線ルーターが必要です。現在,WiFiの環境がない場合はアプリを使う必要はないと思います。
おすすめは?
広いリビングなどでの使用を考えた時、F-VXS90とF-VXS70のどちらが良いか悩むところです。
空気清浄も加湿も適用床面積がギリギリのところでは快適に使うことはできません。
よって、15,6畳以上の部屋ならF-VXS90がおすすめです。それ以下の部屋であればF-VXS70でも大丈夫です。
しかし、空気清浄機や加湿器は大は小を兼ねるので、できればF-VXS90の方が好ましいと思います。
理由は、空気清浄や加湿の速度です。能力の大きなF-VXS90の方が短時間で空気をきれいにでき、また、より速くで乾いた空気を潤った空気にしてくれるからです。
*2021年8月現在、F-VXS90/F-VXS70ともに入手が困難です。以下ではF-VXT90/F-VXT70の製品をご紹介していますのでご了承ください。
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