NHKまちかど情報室では季節に応じた様々な商品を紹介しています。6月24日に紹介していたのが韓国製の「炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクター」です。NHKで放送されたとあって一気に知られるようになりました。
この様なポータブルな靴乾燥機はすでにたくさん販売されています。「無線靴除菌乾燥機 シューズドクター」は価格が無茶苦茶高いので、他のポータブル商品もチェックしたほうがよいでしょう。
炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクターとは?
韓国で技術開発され韓国内で生産されているハイテク商品です。アメリカ,日本、中国に特許および実用新案の出願中。日本への実用新案は登録が完了しています。
構造はセラミック炭化ケイ素ハニカムヒーターとファン、リチウムバッテリーからなるシンプルなものです。
靴の内部の空気はファンで吸入されセラミック炭化ケイ素ハニカムヒーターを通過するときに殺菌・浄化・乾燥さらに加熱されます。微細な埃や悪臭物質はハニカムヒーター内で直接分解されます。
また、加熱された空気は60°Cに抑えられ靴の中に再び放出され靴内部を乾燥します。
品名が「無線靴除菌乾燥機」となっていますが、「無線」というのは「コードレス」のことです。リチウム電池をフル充電すれば60分使えます。付属のACアダプターでも使えますが、こちらは「有線」と呼んでいます。
なお、靴は右と左があるので、「炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクター」は2台あった方が便利です。ただ、2台買うと2万円以上になります。
プロモーションビデオがありました。どんなものかよくわかると思います。音が出ます。
炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクターのメリットとデメリット
従来の靴乾燥器ではUVランプ方式やPTC金属方式などが広く使われています。この炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクターはセラミック炭化ケイ素ハニカムヒーターを使う方式で、従来のタイプとは大きく違っています。
メリット
- 有害な紫外線を出さない(UVランプ未使用)
- 有害な電磁波を発生しない(ハニカム構造なので電磁波を遮断)
- オゾン脱臭でない(セラミック炭化ケイ素ハニカムヒータでニオイ物質を分解すると思われる)
- セラミック炭化ケイ素ハニカムヒーター(表面温度90°C~110°C)による除菌・乾燥・消臭
- リチウムバッテリーで最長60分稼働
- 消費電力が少ない
- 小型で携帯性に便利
デメリット
- 価格が高い
- 送風される温風の温度が60°Cなので使用できる靴が限られる
価格は高いですが、目に有害なUVを使わないこと、ハニカム構造で電磁波の発生が少ないこと、また消臭にオゾンを使用していないなど安全面に優れたハイテク技術を使った靴乾燥器といえます。
こどもが持ち歩いて使うような場合はできるだけ安全なものがいいですね。そのような場合には少し高いけど炭化ケイ素無線靴除菌乾燥機 シューズドクターはぴったりだと思います。