トーカ堂のベストセラー加湿空気清浄機KC-30T6の後継機としてKC-30T7が発売されました。実際は形名が変わっただけで中身は同じなので価格や納期でどちらにするかを決めればよいですね。
[itemlink post_id=”16144″] [itemlink post_id=”16145″] [itemlink post_id=”12766″]トーカ堂加湿空気清浄機KC-30T7とKC-30T6の違い
トーカ堂の加湿空気清浄機は最近では形名が次のように変わっています。
KC-30T5 → KC-30T6 → KC-30T7
形名は変わりますが中身は同じものので、KC-30T6でもKC-30T7でも価格の安い、納期が短い方を選べば良いと思います。
シャープの製品ですのでトーカー以外でも販売していることがありますが、サポートなどを考えるとトーカ堂から購入するのをおすすめします。
スペックの確認 KC-30T7/KC-30T6
形名 | KC-30T7/KC-30T6 |
電源 | 100V 50/60Hz共用 |
空気清浄適用床面積 | ~14畳 |
清浄時間 | 8畳を19分 |
加湿空気清浄適用床面積 | プレハブ洋室~10畳 木造和室~6畳 |
プラズマクラスター適用床面積 | 約11畳 |
風量 | 強:3.2 m3/f分
中:2.1 m3/分 静音:0.9 m3/分 |
消費電力 | 強:2.6W
中:2.1W 静音:0.9W |
1時間あたりの電気代 | 強:約0.7円
中:約0.27円 静音:約0.08円(0.07円) |
運転音 | 強:49dB
中:38dB 静音:21dB |
加湿量 (室温20℃c/湿度30%) |
強:370ml/h
中:280ml/h 静音:140ml/h |
連続加湿時間 | 強:約4.9時間
中:約6.4時間 静音:約13時間 |
給水トレー容量 | 約1.8L |
外形寸法 | 幅380x奥行197x高さ570mm |
質量 | 6.8kg |
電源コード長さ | 1.8m |
待機消費電力 | 約0.3W |
KC-30T6/30T7の適用床面積
KC-30T6/KC-30T7の適用床面積には3種類あります。
- プラズマクラスターの適用床面積:約11畳
- 空気清浄の適用床面積:~14畳
- 加湿の適用床面積:~10畳(プレハブ)
以上の3つですが、どの床面積を基準にすればよいでしょうか?主な目的が加湿か空気清浄かで違ってきます。
- プラズマクラスターの効果を限期待する場合は、プラズマクラスター適用床面面積
- 空気清浄がメインで、加湿はそれほど必要ない場合は、空気清浄面積
- 加湿をしっかり行い、空気清浄もしたいという場合は、加湿適用面積
- どの機能も十分に使いたい場合は、加湿適用面積(これが一番小さいので)
プラズマクラスター、空気清浄、加湿すべてを満足できるようにするには、上の4番目になります。
しかし、使用する部屋が10畳プレハブ洋室だと適用床面積ギリギリです。余裕を見て最大でも6~8畳がおすすめです。
理由は、ギリギリだと部屋の湿度がなかなか上がらない、あるいはいつまでも上がらない状態になる可能性があるからです。
そうなると「強」での運転が長く続きとてもうるさい状態になります。この様にならないために適用床面積は余裕をみたほうがいいと思います。
つまり、KC-30T7/KC-30T6で快適なのはプレハブ洋室10畳以下がということです。
プラズマクラスター7000より25000が効果的!?
プラズマクラスターの効果が話題になっています。プラズマクラスターは濃度によって3種類に分けられています。
プラズマクラスター7000:イオン濃度7000個/cm3以上
プラズマクラスター25000:イオン濃度25000個/cm3以上
プラズマクラスターNEX:イオン濃度50000個/cm3以上
3種類のプラズマクラスターですが、イオンは全く同じものです。違うのはイオン濃度です。7000より25000のイオン濃度は3.6倍高いという意味です。
プラズマクラスターは濃度が高いほうが効果的なので、プラズマクラスターの効果を期待する方は7000ではなく25000以上を選ぶと良いでしょう。
トーカ堂のKC-30T7/KC-30T6はともに7000が搭載されていますので、もしプラズマクラスターの効果を期待するならシャープのKIシリーズを選んだほうが良いと思います。
プラズマクラスターのコロナに対するニュースなどを見ると、プラズマクラスター25000を搭載した機種も検討してもよいと思われます。しかし効果に期待しないのであれば7000で十分ですね。
下記のプラズマクラスターのニュースはあくまでも実験室レベルの話なので、過度の期待はしないほうが良いでしょう。
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おすすめは?
トーカー堂の加湿空気清浄機KC-30T6とKC-30T7は同一なので価格と納期で決めれば良いということになります。どちらでも良いということです。
プラズマクラスター、適用床面積については、次のように考えられます。
●プラズマクラスターについては効果はあるものの過度な期待せず7000でも良い
●適用床面積は加湿適用床面積を基準に考えると加湿も空気清浄もプラズマクラスターも効果的