コンフィー CFM-BX181と日立 HMR-FT183の違いと、おすすめなえらびかたをお伝えしています。どちらにしよう迷ったときは参考にしてみてください。
私たちがヘルツフリーだといわれれば、本当に周波数に関係なく日本どこでも同じ性能で使えると思ってしまいますが、実は性能が変わってしまうヘルツフリー機もあるのです。
今回ご紹介するコンフィ CFM-BX181がそうです。周波数地域によって性能が変わってしまうので注意が必要です。
コンフィー CFM-BX181と日立 HMR-FT183の違いを以下に最初にお伝えします。
①周波数による最大レンジ出力の変化
コンフィー CFM-BX181は最大レンジ出力
- 50Hzのとき500W・200W
- 60Hzのとき650W・300W・200W
日立 HMR-FT183は最大レンジ
- 50/60Hz 800W、600W、500W、200W相当、100W相当
②周波数による消費電力の変化
- コンフィ CFM-BX181は50Hzで950W、60Hzで1300W
- 日立 HMR-FT183は1350Wで変化なし
③サイズ(幅x奥行x高さ)
- コンフィ CFM-BX181は外寸458x354x286mm、内寸315x318x180mm
- 日立 HMR-FT183は外寸458x349x281mm、内寸295x324x181mm
④ ドアが開く向き
- コンフィ CFM-BX181は縦開き
- 日立 HMR-FT183は横開き
などに違いがあります。
このような違いを踏まえた、おすすめの選び方は次の通りです。
- 引っ越しが多い ⇒ 日立 HMR-FT183
- 設置場所の左右にスペースがない ⇒ コンフィ CFM-BX181
- レンジ出力が大きい ⇒ 日立 HMR-FT183
コンフィ CFM-BX181と日立 HMR-FT183の違い
①周波数による最大レンジ出力の変化
コンフィ CFM-BX181、日立 HMR-FT183はともにヘルツフリー機なので、日本全国どこでも使用することができます。
しかし、コンフィ CFM-BX181の最大レンジ出力は周波数地域によって異なります。
60Hz地域では最大レンジ出力は650Wあったものが、50Hz地域に引っ越ししたら500Wに落ちてしまいます。
一方の日立 HMR-FT183は、周波数地域が変わっても、最大レンジ出力800W(1分30秒間以降は600Wになる)が変わりません。
引っ越しが多い方は、HMR-FT183を選んだ方が、最大レンジ出力が日本全国どこでも同じなので、周波数を意識せず使えて便利だと思います。
また、HMR-FT183は1分30秒間は800Wで加熱できるので、温める時間はコンフィー CFM-BX181より短時間で済みます。
②周波数による消費電力の変化
消費電力でもコンフィーCFM-BX181は50Hz地域では950W、60Hz地域では1300Wと大きく変わってしまいます。
50Hz地域から60Hz地域に引っ越しする場合は、ブレーカーの容量もチェックしたほうが良いでしょう。
日立 HMR-FT183は、周波数地域が変わっても消費電力は1350Wでかわりません。
コンフィ CFM-BX181より消費電力は大きいですが、周波数の違いを気にする必要がないので引っ越しが多い方でも安心です。
③サイズ(幅x奥行x高さ)
サイズは外寸、内寸ともほぼ同じ大きさです。
- コンフィ CFM-BX181は外寸458x354x286mm、内寸315x318x180mm
- 日立 HMR-FT183は外寸458x349x281mm、内寸295x324x181mm
④ ドアが開く向き
コンフィ CFM-BX181は下図の通り縦開きです。設置場所の左右スペースが少ないところでも設置できます。このクラスで縦開きは珍しいです。
日立 HMR-FT183は下図の通り横開きです。ドアを開くだけのスペースが必要です。特に壁際に置くときは注意が必要です。
おすすめの選び方
おすすめの選び方は次の通りです。
引っ越しが多い ⇒ 日立 HMR-FT183
設置場所の横スペースが少ない ⇒ コンフィ CFM-BX181
レンジ出力が大きい ⇒ 日立 HMR-FT183
[itemlink post_id=”23837″] [itemlink post_id=”23820″]