気化式加湿器とハイブリッド式(加熱気化式)加湿器はどちらがおすすめ?

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気化式加湿器にはハイブリッド式(加熱気化式)加湿器があります。加湿量を増加させるために温風を使用するタイプです。

ランニングコストを考えるとハイブリッド式(加熱気化式)加湿器より温風のない気化式加湿器のほうが有利です。以後温風を使わない気化式加湿器をヒーターレス気化式加湿器と呼ぶことに足ます。

しかし加湿量が不足するようではハイブリッド式(加熱気化式)加湿器を選ぶしかありません。

今回は、ランニングコストと加湿量などからどちらがおすすめなのかみてみました。

気化式加湿器とハイブリッド式(加熱気化式)加湿器はどちらがおすすめ?

最初に結論を言ってしまうと、温風を使わないヒーターレス気化式加湿器がおすすめです。ハイブリッド式(加熱気化式)がなぜ加熱するのかがわかればヒーターレスが良いかがわかるのではないでしょうか。

ハイブリッド式(加熱気化式)加湿器は、なぜ温風を使わなければならない?

気化式加湿器は加湿フィルターの表面の水を風を当て蒸発(気化)させること加湿する方法です。

このとき温風を当てたほうがより効率よく気化します。

これはドライヤーで髪を乾かすとき冷風より温風のほうが乾きが速いことから感覚的にもわかります。

言い換えれば温風を当てないと蒸発量がすくなく加湿能力不足になるともいえます。

もし、温風を当てなくても満足な加湿量が得られるのであれば、わざわざ電気代のかかるヒーターを使って温風を発生させなくても良さそうですね。

加湿量を増加する方法として、以下の3つの方法が考えられます。

① 温風を加湿フィルターに当てる

② 風量を増やす

③ フィルターの表面積を大きくする

この内②の風量を増やすとファンも強力に回転するため運転音が大きくなります。そこで音を抑えるという意味で温風を使うということも考えられます。

また、室温が20度をずっと下回る場合は気化しにくくなります。低温時でも効率よく気化できるように温風を使います。

ただ、人がいる部屋は通常であれば20℃以上はあるでしょう。特別な理由がない限り20℃以下のことはあまり考えなくてもよいのかもしれません。

結局のところ温風を使わなくても20℃以上の部屋で十分な加湿量が得られて、運転音も抑えられるのであれば、ヒーターレス気化式加湿器を検討する価値が十分にあると言えます。

ヒーターレス気化式加湿器のメリットは電気代が安いこと

温風を作るには空気をヒーターで温めます。そのためヒーターの電気代が発生します。ヒーターの消費電力は200~300W程度はあるので電気代もそれなりにかかります。

例えば300Wのヒーターを使っていれば1時間で8円ほどかかる計算になります。

もちろん湿度が上がればヒーターをオフにした運転をするので、電気代はずっと8円/hということはありませんが、ヒーターレスに比べればランニングコストがかかるのは間違えありません。

この点、ヒーターレス気化式加湿器ならヒーターの電気代が全くかかりません。このことが、ヒーターレス加湿器の最大のメリットです。

ヒーターレス気化式加湿器のデメリットは20℃以下での低温では加湿能力が悪いこと

先にもお伝えしたとおり温度が下がると温風式に比べ加湿量が下がるのが気化式加湿器のデメリットです。

そのため20℃以下の部屋での使用はあまりおすすめできません。10数℃にしかならないのであれば気化式ではなくスチーム式加湿器を検討したほうが良いと思います。こちらは水を沸騰させて水蒸気を発生させるので低温でも加湿能力が下がることはあまりありません。

ヒータレス気化式加湿器とハイブリッド式(加熱気化式加湿器)では、どちらがおすすめ?

最初にお伝えしたとおりヒーターレス気化式加湿器がおすすめです。ファンの音を抑え、かつ64畳までヒーターレスで加湿できる加湿器もすでにあります。

このような加湿器なら電気代はほぼファンを回すモーターだけになります。加湿量900ml/h程度までなら多くの加湿空気清浄機でも対応しています。

それ以上では、2300ml/hまで対応するヒーターレス気化式加湿器もあります。64畳まで対応できるので会議室やホールなども加湿できます。

加湿器はほぼ一日中稼働させるものなので、必要な加湿量が満足できた上で、ランニングコストが安いヒーターレス気化式加湿器はおすすめです。

おすすめのヒーターレス気化式加湿器メーカー

ヒーターレス気化式加湿器はパナソニックがラインナップしています。また加湿空気清浄機では多くの場合加湿はヒーターレス気化式加湿器です。そのため電気代も低く抑えることができています。

ヒーターレス気化式加湿器

パナソニック

 

シャープ

 

加湿空気清浄機

パナソニック

 

シャープ

 

ダイキン

 

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