象印では2008年から電気ケトルを販売していますが意外と知らない方が多いようです。電気ポットや魔法瓶が有名なのであまり目立たないのでしょう。安全性をあまり考慮しているとは言えないオシャレな電気ポットに押され気味です。しかし、最近の電気ケトルによる子どもや幼児のヤケド事故の多発ででようやく安全な電気ケトルが注目され始めました。
象印の電気ケトルは現在4つの品番があります。
- CK-AW08 CK-AW10
- CK-AH08 CK-AH-10
- CK-HB08
- CK-CH08
特に上位機種のCK-AW とCK-AHはよく似ているのでどちらにしたらいいのか悩みますね。今回はCK-AW10とCK-AH10の違いや特長をまとめてみました。以下にお伝えしますので参考にしてください。
CK-AW10(CK-AW08)とCK-AH10(CK-AH08)の違いはどこか?
CK-AW10とCK-AW08は容量が違うだけで機能等は同じです。また、CK-AH10とCK-AH08も容量が違うだけで機能等は同じです。
1. 保温機能はCK-AW10(CK-AW08)だけ
CK-AW10(CK-AW08)には保温機能がついていますが、CK-AH10(CK-AH08)には保温機能はありません。
- 保温機能が必要の時は CK-AW10、CK-AW08を選択
- 保温機能が不要の時は CK-AH10、CK-AH08を選択
これが一番大きな差です。
CK-AW10、CK-AW08の保温機能は関単に説明すると下記の様になります。
- 湯沸しキーをおして、湯沸が完了すると自動的に保温モードに入いり1時間保温する
- 保温をキャンセルすることも出来る
- 保温温度は90°C固定
- 保温中に電源プレートから本体を外すと電源が切れる
- 再度本体を電源プレートのセットし、保温を続けるときは保温キーを押す
長いこと本体を外して湯温が下がり過ぎると保温はできなくなります。その場合は再度沸かすことになります。
2. 湯沸し完了時の報知音切り換え機能はCK-AW10(CK-AW08)だけ
保温機能がないCK-AH10(CK-AH08)では湯沸し完了時の音の切り換え機能がなく、ブザーで「ピーピーピー」となるだけです。シンプルですね。
保温機能があるCK-AW10(CK-AW08)はメロディーかサイレントに切り換えができます。メロディーは大げさなので、ブザーでのお知らせがほしいですね。
3. プラチナフッ素加工内容器はCK-AW10(CK-AW08)だけ採用
プラチナフッ素加工内容器に入ったお湯は弱アルカリになるそうです。そうなると何がよいのかですが、茶葉から出るカテキンの量が増えるようです。
日ごろから健康に留意している方には嬉しいお話ですね。AWかAHどちらにしようかと悩んだときカテキンが決め手になる方もいるかもしれません。
下図のような説明がありましたので掲載しておきます。
4. カラーバリエーションの違い
- CK-AW10、CK-AW08 メタリックレッド、メタリックブラウン
- CK-AH10、CK-AH08 ホワイト、ピンク
カラーバリエーションは2色ですが、海外製のような派手さのない落ち着いた感じがしますが、ピンクはちょっと派手ですね。ピンクは象印の電子カタログにないようです。
CK-AWとCK-HWその他の共通した特長
蒸気レス構造
2個の沸とう検知センサーを搭載。高温の蒸気が出ないので置き場所が自由に選べます。本棚のそばに置いても大丈夫です。何よりも熱い蒸気が出ないので安全です。
転倒湯もれ防止構造
電気ポットでは義務化されている転倒湯もれ防止ですが、象印では電気ケトルにも転倒湯もれ防止構造を取っています。ペットや小さな子どもがいるおうちでは助かりますね。
自動給湯ロック
給湯レバーを離すと自動ロックがかかる構造です。手から滑り落ちたときなど助かります。
レバー式湯量調整
レバーの押し加減で湯量調整出来て便利です。レバーを離せばロックします。
軽く外せるフタ
フタが軽く外れるので給水やお手入れも楽にできますね。
熱くならない本体
本体は熱くないので両手で注ぐこ戸もできます。力の弱い人には優しい設計です。また、誤って触れてヤケドをする心配もないですね。電気ポットと同じです。
安全設計
- 沸とう検知センサー 沸騰検知で自動で湯沸し完了
- 空だきき防止センサー 空だき検知で自動電源オフ
- 自動電源オフ センサーが検知しないときは約9分後に電源オフ
フェイルセーフになっているのも電気ポット並みです。
象印 電気ケトルの価格
CK-AW10
楽天市場
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CK-AW08
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おわりに
CK-AW10,CK-AW08は保温機能付きの電気ケトルですが安全面では電気ポットと同等レベルと思われます。
CK-AH10,CK-AH08は保温機能がない点が違うだけです。保温が不必要な方はこちらを選択すればいいと思います。
カテキンが気に入ってしまった方はAWの方を選んでくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。この記事がお役に立てれば幸いです。