NW-LB10・NW-LB18とNW-PT10・NW-PT18のお大きな違いは、底IHヒーターの個数、わが家炊きの数、かまどの種類です。
主な違いをまとめると次のようになります。(細かな違いは他にもあります)
大きな相違点 | NW-LB10 NW-LB18 |
NW-PT10 NW-PT18 |
備考 |
---|---|---|---|
①底IHヒーターの個数 | 6個 | 4個 | 個数が多いLB型のほうがより激しい対流を生み出します。 |
②わが家炊きの数 | 121 | 81 | ごはんの食感や風味にこだわりたいときはLB型がおすすめです。 |
③かまど構造と保証期間 | 5年 | 3年 | かまど構造も厚みが異なっています。 |
NW-LB型
[itemlink post_id=”19917″] [itemlink post_id=”19918″] [itemlink post_id=”19919″] [itemlink post_id=”19920″]NW-PT型
[itemlink post_id=”19947″] [itemlink post_id=”19949″] [itemlink post_id=”19950″]以下に詳しくお伝えします。
象印 NW-LB10・NW-LB18とNW-PT10・NW-PT18の違い
①底IHヒーターの個数の違い
●NW-LB10・NW-LB18の底ヒーターは6個
※4
中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較 2017年当社従来品NW-AT10型 約3.0W/㎠とNW-LB10型 約12.5W/㎠との比較当社調べ。単位面積当たりの火力算出方法=中ぱっぱ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(㎠)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
●NW-TP10・NW-TP18の底IHヒーターは4個
※3 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較 2017年当社従来品NW-AT10型 約3.0W/㎠とNW-PT10型 約6.0W/㎠との比較当社調べ。単位面積当たりの火力算出方法=中ぱっぱ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(㎠)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
初期の底IHヒーターが1個のタイプに比べ、底IHヒーターを増やすことで1個あたりのIHヒーターが加熱する面積が小さくなります。IHヒーターの1個あたりの出力は同じなので当然単位面積あたりの熱量は増えます。
●ローテーションIH構造
NW-LB10・NW-LB18
6個のIHヒーターで、対角同士をペアとして、3ペア構成されます。
電流が通るのは1ペアだけです。ペアに順番に電流を流すことで加熱部がローテーションします。
一度に加熱する面積は1/3になるので熱量は3倍ですが実際には4倍になっています。
これは、下の式にあるような発熱効率などが関係してくるためかもしれません。
単位面積当たりの火力算出方法=中ぱっぱ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(㎠)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
NW-TP10・NW-TP18
4個のヒーターで2個のペアーを2つ作って、ローテンションをします。電流が流れるペアのIHヒーターが加熱する面積はIHヒーターが1個の場合に比べ約半分なので単位面積あたりの熱量は約2倍です。
ちなみに、2019年モデルNW-KB型では、底ヒーターは3つですが、NW-LB型と同様4倍の火力を実現しています。
NW-TP型より単位面積あたりの火力は大きいということです。
単位面積あたりの火力の強さ順で見ると次のようになります
型名 | 底IHヒーター数 | 単位面積あたりの火力 | 消費電力(W) |
NW-LB型 | 6(3個x2ペア) | 12.5W/cm2 | 1240/1370(ペア) |
NW-LA型 | 6(3個x2ペア) | 12.5W/cm2 | 1240/1370(ペア) |
NW-KB型 | 3(3個) | 12.5W/cm2 | 1240/1370 |
NW-PT型 | 4(2個x2ペア) | 6.0W/cm2 | 1240/137(ペア) |
NW-PT型を購入するよりNW-KB型を購入したほうが、よりあまみのあるごはんが炊けるということになります。
NW-KB型は2019年のフラグシップ機ですから当然ですね。
TP型を検討するなら、グレードが上のKB型あるいはLA型を検討することをおすすめします。
②わが家炊きの数
わが家炊きとは、ごはんのかたさやねばりをお好みで炊き分けできる機能です。
NW-LB型とNW-PT型では、この炊き分け数に違いがあります。
食感の違いをより楽しみたいのであればNW-LB型や型落ちのNW-LA型、NW-KB型がおすすめです。
NW-LB型
下図のように「かたさ」と「ねばり」がそれぞれ11通り選べるので全部の組み合わせは121通りになります。
NW-TP型
下図のように「かたさ」と「ねばり」がそれぞれ9通り選べるので全部の組み合わせは81通りになります。
③かまど構造と保証期間
●NW-LB型 5年保証
LB型は下図のように釜のふちに厚みをもたせ外部への放熱を抑えています。また、右の図の通り底の形状に傾斜をもたせることでより激しい対流を生み出します。
●NW-PT型 3年保証
釜の材質や構成はNW-LB型と同じだが、ふちの厚みはNW-LB型に比べ薄く熱の外部放射はNW-LB型より多くなる。フラグシップ機の釜よりグレードを落としています。
仕様比較
参考としてNW-LA型(2020年モデル)、NW-KB型(2019年モデル)も掲載しています。
NW-LB型 NW-LA型 |
NW-PT型 | NW-KB型 | |
底IHヒーター数 | 6個 (3ペアx2) |
4個 (2ペアx2) |
3個 (シングルx3個) |
液晶 | バックライト | 高コントラスト | バックライト |
一回あたりの炊飯時消費電力量(Wh) | 154/184 | 143/185 | 154/186 |
一時間あたりの保温時消費電力量(Wh) | 16.4/21.8 | 16.4/21.6 | 16.2/21.7 |
年間消費電力量(kWh/年) | 81.2/119.9 | 76.7/119.2 | 80.9/120.4 |
外形寸法(約cm)幅×奥行×高さ | 27.5×35×23.5(ふた開き時の高さ46.5)
31×37.5×26.5(ふた開き時の高さ51.5) |
27.5×34.5×21.5(ふた開き時の高さ44.5)
30.5×37×24.5(ふた開き時の高さ50) |
27.5×34.5×23.5(ふた開き時の高さ46)
31×37.5×26.5(ふた開き時の高さ51.5) |
本体質量(約kg) | 8.5/10 | 6.5/8 | 8.5/10 |
メニュー比較
参考としてNW-LA型(2020年モデル)、NW-KB型(2019年モデル)も掲載しています。
NW-LB型 NW-LA型 |
NW-PT型 | NW-KB型 | |
白米 炊き分け5通 | ● | ● | ● |
わが家炊き | 121通り | 81通り | 121通り |
エコ炊飯 | ● | ● | ● |
鉄器おこげ(昔ながらのおこげ) | ● | ● | ● |
熟成炊き(白米、玄米) | ● | ● | ● |
白米特急 | ● | ● | ● |
白米急速 | ● | ● | ● |
炊きこみ | ● | ● | ● |
やわらか(やわらか/よりやわらか) | ● | ● | ● |
おかゆ | ● | ● | ● |
すしめし | ● | ● | ● |
お弁当 | ● | x | ● |
金芽米 | ● | ● | ● |
雑穀米 | ● | ● | ● |
雑穀米がゆ | ● | ● | ● |
玄米 | ● | ● | ● |
玄米がゆ | ● | ● | ● |
無洗米 | ● | ● | ● |
発芽玄米/おこわ | ● | ● | ● |
湯の子 | x | x | ● |
麦ごはん | ● | ● | x |
おすすめは?
NW-LB10・NW-LB18とNW-PT10・NW-PT18の違いをお伝えしてきましたが、おすすめとしてはNW-LN型です。
このクラスを検討されているのであれば、現時点で最高のものを選ぶのが一番です。
わが家炊きは細かく設定できたほうが、炊きあがりを細かく調整できます。
NW-LB型:11段階x11段階=121種類
NW-PT型:、9段階x9段階=81種類
より、美味しい炊きあがりを求めるなら、やはりNW-LB型がおすすめです。
とはいえ価格差がかなりあるので、型落ちのNW-LA型やNW-KB型を選ぶのも良いかと思います。
いずれもフラグシップ機で型落ちではあってもスペックはNW-PT型より上です。
NW-LB型
[itemlink post_id=”19917″] [itemlink post_id=”19918″] [itemlink post_id=”19919″] [itemlink post_id=”19920″]NW-PT型
[itemlink post_id=”19947″] [itemlink post_id=”19949″] [itemlink post_id=”19950″]型落ちですが、こちらもおすすめです。
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