コロナ ノイルヒートとサンルミエ エクセラは、ともに空気を汚さない、風がない、音がしない、臭わないなど共通した特徴をもった石油ストーブやエアコンなどが苦手な方でも安心の暖房器具です。
ところで何がコロナ ノイルヒートとサンルミエ エクセラでは違うのでしょうか?ここでは、コロナ ノイルヒートとサンルミエ エクセラの違いについてお伝えします。
ノイルヒート
サンルミエ エクセラ7
コロナ ノイルヒートとサンルミエ エクセラの違い
風が出ない、音もしない、臭いもないという点では同じコロナ ノイルヒートとサンルミエ エクセラですが、暖房の方法は全く同じではありません。また、部屋が暖まるための時間も違っています。以下に比較してみたいと思います。
コロナ ノイルヒート | サンルミエ エクセラ | |
暖房方法 | 主に対流で部屋全体の空気を暖めます。
さらに、暖まった本体からの輻射熱で部屋を均一に暖めます。 |
主に遠赤外線による輻射熱で人や天井、壁、床などを均一に暖めます。
また、暖まったパネルに触れた空気も暖まり対流で部屋全体の空気も暖まります。 |
発熱体 | アルミダイキャストにヒーターを組み込んだ放熱器 | セラミック100%の無垢板に発熱体を積層した一体型ヒーター |
部屋全体が暖まる速さ | 対流があるので比較的はやく暖さを感じる(部屋の空気だけ。天井や床、壁は時間がかかる) | パネルはすぐに暖まるが、離れれば暖かくない。部屋全体は輻射熱で暖めるため1時間以上かかる(部屋の天井や壁、床など) |
最大消費電力 | 1200W/1500Wの2機種 | 700W/500Wの2種類 |
暖まるまでの時間は?
ノイルヒート
上の表にあると通りノイルヒートでは部屋の空気を暖めて暖房するのがメインです。副次的に本体が暖まるので、本体からの輻射熱も加わり一層暖まります。
副次的に出る本体からの輻射熱によって太陽の光を浴びたように体の芯から暖まることができます。
サンルミエ エクセラ
一方のサンルミエ エクセラはセラミックを加熱してセラミックから放射される電磁波を使って暖房します。暖かさを感じるのは遠赤外線と呼ばれる3ミクロン〜25ミクロンの電磁波です。
通電するとパネルはすぐに発熱して暖かくなりますが、暖かさを感じるまで30分以上かかります。下図はエクセラではありませんが暖まるまで30分ぐらいかかっていそうです。
消費電力の違いは?
コロナのノイルヒートは1200W/1500Wと消費電力が大きいので、設定温度に達するまでは電気代が多くかかります。仮に室温が設定温度になるまで1時間かかったとすると電気代は約32.4円/40.5円(1200W/1500W)かかります。
サンルミエでは700W/500Wと消費電力はノイルヒートの半分以下です。電気代は1時間当たり16.9円/13.5円(700W/500W)です。
これだけをみると、ノイルヒートの方が電気代がかかるようにっ見えますが、設定温度に達した後は温度をキープするだけなので、消費電力を下げて運転するので電気代はずっと少なくなります。
サンルミエは自動温度調整機能はないので暖まってきたら手動でパワーを下げるなどの操作が必要です。
適用床面積
暖房能力はノイルヒートが大きいので、適用床面積はサンルミエより大きくなります。
ノイルヒート | エクセラ |
---|---|
DHS-1519:10畳
DHS-1219:8畳 |
エクセラ7:8畳
エクセラ5:6畳 |
どの様に選ぶ?
ノイルヒートとエクセラでは主な暖房方法が自然対流か輻射かの違いがありました。
速暖性をとるならノイルヒートを、また時間はかかっても陽だまりのようなぬくもりをとるならサンルミエのエクセラがおすすめです。
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