オイルヒーターとオイルレスヒーター(オイルフリーヒーター)の違いと、おすすめな選び方をお伝えしています。(以降オイルレスヒーター)
ここで言うオイルレスヒーターは、従来のオイルヒーターのメリットそのままに、オイルを使わず直接電気ヒーターで空気を暖める暖房器具のこととします。
ややこしいですが、オイルを使わないオイルヒーターをオイルレスヒーターと呼んでいます。
なんと最初に、オイルレスヒーターを出したのはオイルヒーターで有名なデロンギでした。
違いについては、本文でお伝えしますが、当ブログでのおすすめな選び方は以下の通りです。参考になさってください。
床を絶対に汚したくない ⇒ オイルレスヒーター
速く暖めたい ⇒ オイルレスヒーター
電気代を安く ⇒ オイルレスヒーター
音はしないほうが良い ⇒ オイルレスヒーター
価格優先 ⇒ オイルヒーター
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オイルヒーターとオイルレスヒーターとの違い
オイル使用の有無
一番の違いは、オイルを使うか使わないかです。
オイルヒーターの大きなデメリットは、まれにオイルが漏れることがあることです。
メーカーでも、それは認めていて、オイルメーカーのデロンギでは下記のような案内を出しています。
↓
オイルが漏出した場合は、当社お客様サポートセンターへご連絡をお願いいたします
もし、オイルが漏れると床は油まみれ、畳や布団は買い替え、カーペットはクリーニングなどかなりの出費になる場合もあります。オイル漏れは絶対困るとお考えでしたら、迷わずオイルレスヒーターにしましょう。
加熱方法の違い
オイルヒーターの加熱
- オイルをヒーターで加熱
- ボディヤフィンをオイルが加熱
- フィンに接する空気が暖められる
オイルレスヒーターの加熱
- ヒーターモジュールが周りの空気を直接加熱
速暖性で選ぶならオイルレスヒーター
上記の通り、オイルヒーターは空気を加熱するまでオイルやフィンを加熱しなくてはなりませんが、オイルレスヒーターはヒーターモジュールで直接空気の加熱ができます。
また、オイルヒーターのフィンの表面温度は火傷の危険があるため60度ほどに抑えられています。
一方の、オイルレスヒーターはヒーターは本体内に格納されているため、高温で空気を暖められます。
デロンギによると、オイルレスヒーターはオイルヒーターの2倍の速さで部屋の温度が上がと説明されています。
電気代
同じ消費電力のオイルヒーターとオイルレスヒーターでは、電気代は同じです。
しかし、部屋の設定温度をキープする自動運転を行う時は、オイルレスヒーターのほうが電気代は節約できる可能性があります。
オイルヒーターで温度コントロールはオイルの温度を調整しなくてはなりません。
使用される難燃性オイルは熱容量が高く、温度が上がるのにも、下がるのにも時間がかかります。
このことから、設定した温度を正確に維持するのは苦手です。温度制御の振れ幅が大きくなり、余分な電気を使うことになります。
オイルレスヒーターは、部屋の温度のキープはヒーターの温度調整でできます。
このため、温度の上がりすぎ、下がりすぎなどはオイルヒーターより小さく抑えることが可能、結果として電気代の節約になります。
騒音
送風ファンは、どちらにもないので運転音はありません。、しかし、オイルヒーターの場合は、次のような音が出ることがあるようです。
夜寝ているときには、ちょっとうるさいかもしれませんね。
以下、デロンギのHPより
・パチッパチッ
・チャプチャプ
・カンカン/キーン/カーン/キュイーン
・ブーン/ジー
パチッパチッ
外気との温度差によって生じた結露が、熱くなったオイルに落ちたときの音です。ご安心ください。
チャプチャプ
オイルが温まりきっていない際、フィン内を循環するオイルの音です。ご安心ください。
カンカン/キーン/カーン/キュイーン
温まったり、冷めたりする際の金属の収縮音です。ご安心ください。
ブーン/ジー
部品の共振音です。
音が静かな方が良ければ、オイルレスヒーターを検討したほうが良さそうです。
おすすめの選び方
床を絶対に汚したくない ⇒ オイルレスヒーター
速く暖めたい ⇒ オイルレスヒーター
電気代を安く ⇒ オイルレスヒーター
音はしないほうが良い ⇒ オイルレスヒーター
価格優先 ⇒ オイルヒーター
以上のような選び方がおすすめです。是非、参考にしてみてください。
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