シャープHV-J30とパナソニックFE-KFS03の違い〜電気代が安いのは?

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プレハブ洋室8畳タイプの気化式加湿器としてシャープHV-J30とパナソニックのFE-KFS03を取り上げてみました。ひとり暮らしや子供の勉強部屋などで使うのにちょうど良い加湿能力があります。

今回はシャープHV-J30とパナソニックFE-KFS03の違い、特に電気代や運転音などについてお伝えします。

シャープHV-J30

パナソニックFE-KFS03

シャープHV-J30とパナソニックFE-KFS03の違い

消費電力・1時間あたりの電気代(電力料金の目安単価27円/kWh)の比較

シャープHV-J30

50-60Hz 共用

パナソニックFE-KFS03

(50/60Hz)

「強」

  • 9W
  • 0.24円

「静音」

  • 2.5W
  • 0.07円
「強」

  • 10W/11W
  • 0.27円/03円

「弱」

  • 4W/5W
  • 0.11円/0.14円

どちらの加湿器も「強」で運転しても1時間あたり0.24〜0.3円ととても電気代は少ないです。

0.3円として、24時間30日運転させっぱなしでも、月に216円しかかかりません。

以上のことから電気代に関しては、シャープでもパナソニックでも違いはないと考えて良いですね。

運転音の比較

シャープHV-J30

50-60Hz 共用

パナソニックFE-KFS03

(50/60Hz)

「強」

  • 38dB

「静音」

  • 22dB
「強」

  • 34dB/34dB

「弱」

  • 20dB/21dB

運転音は「強」ではシャープが4dB大きくなっています。倍率にすると約1.6倍です。シャープのほうがうるさいと感じる人もいるかもしれませんね。「静音」「弱」ではほぼ同じで違いが分かる人はほとんどいないでしょう。

ところで38dBというのはどのくらいの音なんでしょうか?

日本建築学会編 / 建築物の遮音性能基準と設計指針「室内騒音と住宅における生活実感との対比例」という表がありました。網掛けしたあたりが38dBの騒音の参考になりそうですね。

騒音レベル

[dB]
道路騒音などの不規則変動音 自室内の聞き騒音 共用設備(自室外)からの騒音
75 非常にうるさい うるさくて我慢できない うるさくて我慢できない
70 かなりうるさい 非常にうるさい うるさくて我慢できない
65 非常に大きく聞こえ、うるさい かなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない 非常にうるさい
60 かなり大きく聞こえややうるさい 非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる 非常に大きく聞こえかなりうるさい
55 大きく聞こえ、少しうるさい かなり大きく聞こえる、多少注意すれば通常の会話は可能 非常に大きく聞こえうるさい
50 多少大きく聞こえる 大きく聞こえる、通常の会話は可能 かなり大きく聞こえる
45 聞こえるがほとんど気にならない 多少大きく聞こえる、通常の会話は十分に可能 大きく聞こえ、気になる
40 小さく聞こえる 聞こえる会話には支障なし 多少大きく聞こえる
35 非常に小さく聞こえる 小さく聞こえる 聞こえる
30 ほとんど聞こえない 非常に小さく聞こえる 小さく聞こえる
25 通常では聞こえない ほとんど聞こえない 非常に小さく聞こえる

出典:日本建築学会編 / 建築物の遮音性能基準と設計指針

騒音に関してもシャープとパナソニックはさほど大きな違いはないと考えて良いと思います。

自動運転の比較

自動運転の内容の比較です。

シャープ、パナソニック共に自動運転ができるので湿度の上がり過ぎなどの心配はありません。

シャープHV-J30 パナソニックFE-KFS03
「うるおい自動」

  • 部屋の温度と湿度に応じて風量を切替え、きめ細かい湿度コントロールを行う
  • 0-18℃:65%
  • 18-24℃:60%
  • 24-35℃:55%

 

「のど・肌」

  • のどや肌の乾燥が気になるとき約60%〜65%の湿度を目安に自動運転する

「おまかせ」

  • 快適な湿度で運転したいとき約60%の湿度を目安に運転する

シャープの自動運転は温度に合わせた湿度管理をしてくれるので乾燥に敏感な方には快適かもしれません。しかし、このぐらいの湿度の差では多くの人は感じとれないでしょう。

自動運転についても違いはあまりないと考えて良いと思います。

加湿フィルターの交換

電気代などは両社共非常に安くて変わりないですが、加湿フィルターの交換はどうでしょうか?シャープの交換用加湿フィルターは2000円、パナソニックは3500円です。シャープは4年に1回、パナソニックは10年に1回の交換となっています。これなら交換費用は考慮する必要はないと思います。

シャープにはプラズマクラスターが搭載、パナソニックはナノイーの搭載なし

シャープHV-J30にはプラズマクラスターが搭載されています。しかし、パナソニックのFE-KFS03にはナノイーが搭載されていません。プラズマクラスターやナノイーが欲しい方は要チェックですね。

シャープHV-J30やパナソニックFE-KFS03などのヒーターレス気化式加湿器がもつ弱点と対策

どちらもヒーターレスなので、部屋が寒く感じることがあります。特に冷え性の方は寒く感じるようです。

電気代が安くて良いのですが、部屋の温度を下げてしまうという弱点があります。冷えを感じる方は、対策としてエアコン暖房と併用しながらサーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜ室内温度を均一にすると良いでしょう。冷気が薄まり冷えを感じにくくなると思います。

まとめ

シャープHV-J30とパナソニックFE-KFS03の違いをみてきましたが、性能や機能はほぼ同じでした。ただシャープにはプラズマクラスターが搭載されているのにパナソニックにはナノイーが搭載されていないのは少し残念でした。

最後に、冷え性の方は是非エアコン暖房とサーキュレーターの組み合わせで検討してみてください。

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