パナソニックFE-KXS05とシャープHV-J55~電気代の比較

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パナソニックFE-KXS05とシャープHV-J55は加湿能力的に近く、購入時に少し迷いそうです。しかし、パナソニックのFE-KXS05はヒーターレス、シャープのHV-J55はハイブリッドなので消費電力の大きさに違いがあります。

今回は、ナソニックFE-KXS05とシャープHV-J55の電気代を比較してみました。その結果、電気代の安さで選ぶならパナソニックなのですが、快適に使うためには使用する室温についても考慮したほうがよさそうです。

パナソニックFE-KXS05

シャープHV-J55

パナソニックFE-KXS05とシャープHV-J55~電気代の比較

パナソニックFE-KXS05 シャープHV-J55
お急ぎ:約0.30円(11W)

強:約0.22円/h(8W)

中:約0.18円/h(6.5W)

弱:約0.15円/h(5.5W)

静か:約0.11円/h(4W)

強:約5.2円/h(190W)

静音:約0.4円/h(12W)

エコ強:約0.7円/h(24W)

上の表を見るとパナソニックFE-KXS05の電気代が安いのがわかります。ヒーターレスなので当然ですが、「強」約0.22円/hでも1ヶ月あたり158.4円と電気代を気にしなくてよいレベルですね。

シャープHV-J55では「強」は190Wありますが、これはヒーターを使って温風で加湿するからです。「強」は加湿量が多いので、温風を使います。

以上のような単純な比較でもパナソニックのランニングコストが低く抑えられているのがわかります。

室温が低くなると加湿量は少なくなる?

ところで、室温が低いときの加湿能力はどうなんでしょうか?どちらも気化式の加湿器ですがパナソニックはヒーターレスなので蒸発部に吹き付ける風の温度は室温です。室温が低いときは蒸発しにくいことは明らかです。

一方のシャープはハイブリッドなので蒸発部には温風を当てるため室温が低くても蒸発部の温度が高いので気化しやすいと考えられます。

では、加湿量と室温についてもう少し見てみます。

仕様に書かれている加湿量は、ある条件下での値です。それが、日本電機工業会規格(JEM1426)です。購入者が、各メーカーの加湿器を購入する際の目安にできるよう各社の比較がしやすいように工業会が決めています。メーカーの仕様をみるとよく次のように書かれていますね。

加湿量は(一社)日本電機工業会規格(JEM1426)に基づく、室温20℃ 湿度30%の場合。

室温が20°Cで湿度が30%の時に仕様書に書かれている加湿量になるということです。

それでは、室温が20°Cより低いい時は、加湿量はどうなるんでしょうか?

大雑把に言えば、室温が下がれば蒸発量はすくなくなり、気温が上がれば増えます。パナソニックはヒーターレスなので蒸発部の温度は室温以下です。以下というのは気化熱を奪われるため室温より温度が下がるからです。

例えば10°C30%の部屋で加湿を始めた時は、「強」の500ml/hの能力はないことになります。そうすると部屋の加湿にはかなり多くの時間がかかってしまいます。ヒーターレスなので、これは仕方のないことです。

逆に部屋の温度が30°Cまで上がると加湿量は上がります。暖かい部屋の湿度の方が上がりやすいということです。

参考ですので、実機がこのようになるということではありません。

蒸発速度シミュ―としてくれる便利なサイトがあったのでそこで実際にシミュレートしてみました。

室温10°C、20°C、30°C

湿度30%

風速3m/s(ここはパナソニックは小プ介していないので適当です)

以上で蒸発量を計算してもらうと、大雑把ですが温度20°C湿度30%での蒸発量を1とした時

10°C:0.5

30°C:1.8

となりました。

20°Cで500ml/hだと、10°Cでは250ml/h、30°Cでは900ml/hということになります。実際このようになるかは、実機があれば試してみると面白そうですね。

再度、お伝えしますが、実機がこのようになるということではありません、あくまでも計算上の話です。

一方のシャープの場合は、ハイブリッドなので10°Cの室温であっても蒸発部の温度は温風を吹き付けているので想像ですが20°C以上にはなっていると思います。すなわち仕様書道理の加湿量で運転できると考えられます。その代わり温風を作るため190Wもの電気を使いますが。

以上のことから、パナソニックはヒーターレスで電気代が非常に安上がりですが、低温の部屋での使用は加湿能力が下がってしまうため、エアコンの効いた暖かい部屋で使うというのがよいと考えられます。電気代がやすいのでエアコンと一緒に使っても気にならないですね。

シャープは暖房を切った状態で室温が下がっても加湿できます。エアコンなどの暖房を切って寝る人が空気の乾燥を防ぎたいような場合に適していますね。

まとめ

パナソニックFE-KXS05とシャープHV-J55の電気代につての比較では、ヒーターレスのパナソニックが断然有利でした。

シャープはヒーターが入ったハイブリッド加湿器なので室温が低くても加湿能力の低下は少ないと思われます。

以上のことから、電気代だけで選ぶ前に、どのような条件で使うかを決めてかかることが大事です。

パナソニックFE-KXS05はエアコンなどの暖房機器と一緒に使うのがベストです。加湿器の電気代は非常に安いです。

シャープHV-J55は暖房なしでも加湿量が落ちにくいので暖房を切った寝室などに適しています。ただし、温風を使う時は電気代が約5.5円/時間かかります。

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