乾燥シーズンになると欲しくなるのが加湿器です。アルコレASH-604とモダンデコvodaは楽天でも人気の2機種です。14畳以下で使う加湿器の購入はどちらにしようかと迷いそうですね。今回は両機の仕様を比べておすすめはどちらなのかお伝えします。
アルコレASH-604とモダンデコvodaの違い
スペック比較
アルコレASH-604 | モダンデコvoda |
---|---|
適用床面積目安 | |
木造和室:8.5畳 プレハブ洋室:14畳 |
木造和室:10畳 プレハブ洋室:17畳 |
消費電力 | |
超音波:30W ヒーター:70W |
超音波:23W ヒーター:260W |
加湿量( )内はヒーターOFFの場合 | |
大:500ml/h(400ml/h) 中:300ml/h(200ml/h) 小:150ml/h(100ml/h) ヒーターON、OFFを含めると6段階 |
大:600ml/h(不明) 中:不明(不明) 小:不明(250ml/h) ヒーターOFFでの加湿量は明記なし 連続24時間から小は250ml/hと推測 ヒーターON、OFFを含むとは6段階 |
タンク容量 | |
約6L | 約6L |
サイズ(mm) | |
幅176 奥行281 高さ304 |
幅195 奥行295 高さ280 |
ケーブル長 | |
約1.8m | 約1.4m |
給水方法はアルコレが上部給水出来て便利
アルコレASH-604の給水
上部キャップ部から給水できます。タンクを運んで給水する手間が省けます。重たいタンクを運ぶのは結構大変ですし、運ぶときに水をこぼす心配もありませんね。
モダンデコvoda
透明なタンクです。給水時は本体から取り外して行います。シンクまで運んで蛇口などから入れます。タンクの取り外しや取り付け、持ち運びなどで気を付けないと水がこぼれるので注意が必要ですが、慣れれば問題ないと思います。でも今の流行は上部給水ですね。
加湿能力はモダンデコが上
モダンデコのほうが適用面積が大きいので、加湿力はモダンデコの方が大きくなっています。
アルコレASH-604の加湿能力
ASH-604の最大加湿能力は500ml/hなのでプレハブ洋室14畳まで対応できます。ヒーター加熱しない場合は400ml/hとなりプレハブ洋室11畳までになります。
- ヒーターON:1プレハブ14畳
- ヒーターOFF:プレハブ11畳
モダンデコvodaの加湿能力
最大加湿能力は600ml/hでプレハブ洋室17畳で、加熱しないときは明記されていませんが、300ml/hぐらいで、プレハブ8畳ぐらいまで使えるのではないかと思われます。
- ヒーターON:1プレハブ17畳
- ヒーターOFF:プレハブ8畳
電気代は最大運転ではモダンデコの方が高くなる
加湿時にヒーターを入れるか入れないかで電気代が変わってきます。電気代は1日8時間使用で1か月で比較しています。(電力料金の目安単価は27円/kWh)
アルコレの場合
ヒーターを入れてもトータルで100Wと消費電力が小さいので電気代は648円/月と比較的少なく済みます。ヒーターを入れなければ194円/月程度です。
モダンデコの場合
ヒーターを入れると消費電力が283Wになり月1824円となります。ヒーターなしで加湿できる部屋の大きさ(プレハブ8畳ぐらいまで)で使用すると149円/月ぐらいで済みます。
アルコレASH-604
最大加湿時の消費電力と電気代
- 消費電力:100W(超音波+ヒーター)
- 電気代:2.7円/時間
- 1日8時間で1ヶ月の電気代:648円/月
ヒーターを使わないときの消費電力と電気代
- 消費電力:30W(超音波)
- 電気代:0.81円/時間
- 1日8時間1ヶ月の電気代:194円/月
モダンデコvoda
最大加湿時の消費電力と電気代
- 消費電力:283W
- 電気代:7.6円/時間
- 1日8時間1ヶ月の電気代:1,824円/月
ヒーターを使わないときの消費電力と電気代
- 消費電力:23W
- 電気代:0.62円
- 1日8時間1ヶ月の電気代:149円/月
アルコレASH-604とモダンデコvodaの価格
アルコレASH-604
アマゾン
★旧モデルが販売されていますが、タンク排水用の底ぶたがASH-604には新たに追加されて使い勝手がよくなっています。旧タイプは購入しない様に注意してください。
モダンデコvoda
アマゾン
おすすめは
アルコレASH-604とモダンデコvodaの違いを見てきましたが、上部給水できること、ランニングコストが安いことなどを考慮すしてアルコレASH-604をお勧めします。
モダンデコvodaは、レビューを見ると水漏れがあると複数報告されていました。そのような心配のいらないアルコレが使い勝手が良いでしょう。