ドリップポット型の電気ケトルが人気です。設定した温度でお湯が沸くので関単にハンドドリップが楽しめます。
山善のYKG-C800、ハリオのEVKT-80HSVはともに1°C刻みの温度調整が可能です。山善は価格もこのクラスでは格安です。いままで高くて見送っていた方も今回は購入しやすいですね。
価格以外では両者とも仕様が似ているので、どっちを選んだら良いのか悩みそうです。そこで今回は山善のYKG-C800とハリオのEVKT-80HSVの比較をしてみました。以下にお伝えしますので参考にしてみてください。
山善 YKG-C800とハリオ EVKT-80HSVの比較
山善 YKG-C800とハリオ EVKT-80HSVの比較表
山善 | ハリオ | |
型番 | YKG-C800 | EVKT-80HSV |
容量 | 最大0.8L 最小0.3L |
最大0.8L 最小0.3L |
サイズ | 幅28.5cm 奥行19cm 高さ24cm |
幅30cm 奥行19cm 高さ18.5cm |
本体重量 | 0.98kg | 0.96kg |
消費電力 | 1000W | 900W |
本体材質 | ステンレス | ステンレス |
温度調整 | 60°C~100°C | 60°C~96°C |
保温時間 | 60分 | 15分 |
オートパワーオフ | 5分 保温時は保温開始から無操作が60分経過したとき |
10分 保温時は保温終了後から無操作が10分経過したとき |
空だき防止機能 | あり | あり |
電源ケーブル長 | 約90cm | 約70cm |
保温時間
山善 YKG-C800とハリオ EVKT-80HSVの違いは保温時間がハリオ15分に対し山善60分と長いことです。
保温中にケトルを外したとき
ハリオ EVKT-80HSVは保温中にケトルを外すと、元に戻しても保温は再開されません。再度加熱操作が必要。山善はケトルを戻すと保温が再開されます。
消費電力
消費電力が山善 YKG-C800が1000W、ハリオ EVKT-80HSVが900Wなのでお湯は山善のほうが速く沸きます。ハリオのレビューに「Maxまで入れて6分(18度から100度)と速いです。」という書き込みがりました。ハリオの消費電力が小さいので沸くまでの時間は少しかかっていますが、ほぼ平均的な沸き時間です。
このレビューに書かれていた時間6分をもとに電気代を計算してみます。(電力量料金を27円/kwhとして)
- 満水0.8Lを沸かす電気代 27円/kwh x 6/60h x 0.9kw = 2.43円
1回満水で沸かすと約2.4円です。ハリオの消費電力が900Wなので電流は最大で9A。1kw以上のハイパワーな電気ケトルに比べブレーカーへの心配が少し減りそうですね。
山善 YKG-C800の満杯での沸く速さは明示されていないので不明です。わかり次第追記したいと思います。
なお、山善 YKG-C800については、で紹介しているので、以下にハリオ EVKT-80HSVの特長についてポイントをまとめてみました。
ハリオ EVKT-80HSVの特長は?
BUONO V60 ヴォーノの形状を継承
ケトル本体は「BUONO ヴォーノ」の形状をそのまま継承しています。ヴォーノの形状は縦長ではなく横幅が大きくなっています。慣れている方なら問題なくハンドドリップできると思いますが縦長のドリップポットに慣れている方は最初はやりにくいでしょう。
1°Cで湯温設定可能+15分の保温
60°Cから96°Cの間で1°Cで湯温が設定できるので、より美味しいコーヒーが楽しめます。さらに15分間は保温しているので、お湯が沸いてもゆっくり作業ができます。15分すぎてお湯が冷めてきたら再加熱すればすぐに沸くのも便利ですね。
最小容量0.3Lが決められている。
最大容量は0.8Lで、最小容量は0.3Lとなっています。水温を計測するのにあまり水の量が少ないとうまく温度が取れないので最小容量を決めています。設定温度と実際の湧きあがり温度が違ってしまうので正確に沸かすには0.3Lは入れたほうがいいですね。0.3L以下で沸かないわけではありませんが、取説通りに使ったほうが安全です。これは山善も同じです。山善でも最小容量は0.3Lになっています。
オートパワーオフ
10分間操作しないと電源が切れます。これならうっかり切り忘れても安心ですね。朝の忙しいときは切り忘れがちなのでありがたいです。
空だき防止
水が入っていない状態で加熱されているのを検知し自動で電源を停止します。最低限あってほしい安全機能です。安心して使えます。
ハリオ EVKT-80HSVの口コミ
口コミを見ると多くの方がハンドドリップで使用していました。やはりハリオなのでコーヒーの好きな方が購入するのでしょう。ドリップポットのノウハウはたっぷりあるでしょうから使うほうも安心できますね。以下に口コミを短くまとめて掲載しました。
コーヒードリップ関連の口コミ
- ペーパーフィルター用の電気ポットとして最適
- コーヒーも入れやすいので重宝。
- ドリップのしやすさも二重丸。
- コーヒーを入れるときに愛用。
- 安全に手早くコーヒーが飲めて重宝。
- 細い注ぎ口が、ドリップにちょうど良い。
- 注ぎ口は使い勝手がよく道具の形だ。
注ぎやすさの口コミ
- 少しずつお湯を注ぐのに最適で便利。
- 注ぎ口が細いので使いやすい。
- 少量の湯を注ぐのが楽だ。
- 注ぎ口の形状が一番だ。
- もう少し早く注ぎたい。
- 注ぎ口は張り出しているので他の食器や調理機器に当てる心配がある。
沸く早さの口コミ
- まあまあ早い。
- 沸騰するまで早いと思う。
- ポットより早く沸とうして便利。
- MAXで6分で沸いた。(18dcから100°C)
- お湯が沸く時間も早くてよい。
山善 YKG-C800とハリオ EVKT-80HSVの価格
左の背の低いほうがハリオ EVKT-80HSV、右ののっぽが山善 YKG-C800です。
山善 YKG-C800の価格
下記のリンクから楽天、アマゾン、ヤフーショピングの価格が安いショップ順に確認できます。
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ハリオ EVKT-80HSVの価格
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おわりに
山善 YKG-C800とハリオ EVKT-80HSVの比較をしてみました。
山善の保温時間は60分でハリオは15分と違いますが、他の機能はほぼ同じようなものでした。
使用する上で一番違ってくるのはケトルの形状ですね。
山善はオーソドックスな縦長、ハリオは横幅が大きく、かつ注ぎ口が張り出しています。
そのためハリオは使うのにちょっと慣れがいるかもしれません。
個人的にはドリップしやすいのは山善の方だと思いますが、ハリオのV60は欧州では人気です。
ハリオには日本でもファンが大勢いるようです。コーヒー通の世界ではハリオかもしれませんね。
情報は出来るだけ正確に記載するようにしていますが誤記などがあるかもしれません。
最新の仕様はメーカーホームページなどで確認してください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです。