しずく型の加湿器には超音波式以外にも、スチーム式(加熱式)もあります。
●スチーム式(加熱式)加湿器はお部屋の空気を汚染しない
超音波式はミストを噴霧するので、ミストに雑菌が含まれていると部屋の空気を汚染してしまいます。
スチーム式(加熱式)加湿器は、水を加熱して蒸発させます。水に雑菌が入っていても蒸発するのは水だけで、雑菌は加湿器に取り残されるからです。また、万が一タンクに雑菌があっても、多くは加熱の際に死滅します。
加熱は蒸発部でのみおこなわれるため、タンクの水は加熱されません。
そのため、タンクや水受けにカビや雑菌が増殖しないように定期的な清掃は必要です。
あまりにもタンクや水受けがが汚染されると異臭などがでることがあります。
いくらスチーム式だからと言っても清掃は必要です。
●しずく型加湿器はスチーム式(加熱式)がおすすめ
以上の理由から、デザインがかわいいしずく型加湿器をお考えであれば、スチーム式をおすすめします。
●デメリットは、スチーム式(加熱式)加湿器は電気代が超音波式加湿器より高くなること
スチーム式(加熱式)加湿器は水を蒸発させるヒーターが内蔵されています。そのため消費電力が超音波式に比べ大きくなります。
スリーアップが220W、アピックスが250Wぐらいになります。電気代にすれば6円、6.8円/時間です。これは超音波式の10倍近い電気代になります。
このように衛生的な加湿ができる代わり電気代が少しかかってしまうということも事実です。
●スチーム式(加熱式)のしずく型加湿器は現在アピックスやスリーアップのものが入手できます。
ランニングコストを少しでも節約したいならスリーアップ、タイマー機能などが欲しいときはアピックスがおすすめです。
[itemlink post_id=”21010″] [itemlink post_id=”21011″]しずく型加湿器 スチーム式の通販情報
しずく型かsh月は超音波式がほとんどでスチーム式(加熱式)はまだとても少ないです。
購入者さんが衛生面を重視するか、電気代の安さを重視するかでメーカーも様子見なのかもしれません。
衛生面を重視するならスチーム式(加熱式)がおすすめです。雑菌が部屋にばらまかれることがないので安心して加湿できます。
アピックス SHIZUKU steam スチームファン式アロマ加湿器 AHD-032 ホワイト
[itemlink post_id=”21010″]電源を入れると連続運転します。2H、4Hタイマーが使用できます。
電源コードはマグネット式なので、コードをひっかけても本体が転倒する危険性は少ないです。
さらに、ファンがついているので部屋全体が素早く加湿できます。
- サイズ:約W200xD200xH290mm
- 質量:約1.1kg
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:250W
- 水タンク容量:2.4L
- 加湿量:約250ml/h
- 連続加湿時間:約9時間
- 推奨床面積目安:木造2~4畳/プレハブ洋室4~6畳
- OFFタイマー:2/4時間
- 自動OFF機能(水がなくなった時)
- ミスト吹出口方向切替(360度回転)
- LEDライト
- 付属品:お手入れブラシ、アロマパッド、クリーニングフィルター
- 保証期間:1年間
スリーアップ スチーム加湿器「デュードロップL」 ホワイト ST-T2020WH
[itemlink post_id=”21011″]電源を入れれば連続運転しますが、タイマーはありません。
アピックスとは違い、ファンのない自然対流方式です。
電源コードは本体に固定されているのでひっかけて転倒しないように注意が必要です。
- サイズ:直径23.5×高さ25cm
- 重量:1.2kg
- 材質:PP、AS
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 消費電力:220W
- タンク容量:2.6L
- 最大加湿量:260ml/h
- 加湿方式:スチーム
- 連続運転時間:9時間
- 連続使用時間:9時間
- コード長:1.5m
- 付属品:アロマパッド×3
- その他:空焚き防止装置、温度ヒューズ、水位感知センサー、LEDライト
- 保証期間:1年間
スチーム式加湿器を選ぶとよいのは?
超音波式ではなくスチーム式を選んだ方が良いのは、次のような場合です。
- お年寄りや、体の弱い方
- 部屋の空気の衛生面が気になる方
- 加湿器で部屋の温度が下がるのが嫌な方
- 加湿器周辺の水濡れを避けたい方(超音波式に対して)
逆に小さな子供がいたずらするような場所では、スチーム式は避けた方が良いでしょう。
理由はスチームの吹き出し口が60℃ほどの高温になっているからです。
子供が誤って手をかざすと危険です。
おすすめは?
加湿能力はほとんど同じですが、アピックスにはファンがついているので部屋全体の湿度は速く上がりそうです。
スリーアップは自然対流なので部屋全体の湿度が上がるのに時間がかかりそうです。
ただ、いずれの適用床面積も木造和室4畳まで、プレハブ洋室7畳までなのでさほど大きな差はないと思われます。
電気代はスリーアップは220W、アピックスは250Wとあるので、それぞれ1時間当たり6円、6.8円になります。一日24時間使えば20円ほどスリーアップが安上がりです。
ランニングコストを少しでも節約したいならスリーアップ、タイマー機能が欲しいときはアピックスが良いと思います。
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以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。この記事がお役に立てば幸いです。