次亜塩素酸水の噴霧器として卓上型の超音波式加湿器が便利です。ただ通常の超音波加湿器は水を噴霧して加湿するがもともとの機能です。
次亜塩素酸水専用の噴霧器は次亜塩素酸水による腐食を防ぐため耐塩素処理を施しています。今回紹介している卓上型超音波式加湿器は当然ながら耐塩素処理はされていないので、寿命は短くなる可能があります。
そのため、次亜塩素酸水を噴霧するときには、濃度を例えば40ppm以下などに希釈して使用することが必要です。
ここでは、おすすめの卓上型超音波加湿器と使用上気を付けたい点をお伝えしています。
次亜塩素酸水の噴霧に卓上型の超音波式加湿器
次亜塩素酸水は熱に弱いので加湿器は加熱機能が無いものを選ぶ必要があります。また、移動させての使用であればリチウムバッテリーが内蔵されたものが便利です。
管理人は1000mlのバッテリーで稼働する超音波式加湿器を2台使用しています。これであればほぼ1日は使用できます。
利用する環境はそれぞれあるので、環境にあったものを選択するのがベストです。
バッテリー内蔵・USB給電タイプ
楽天で人気の超音波式加湿器
1.
容量500mlと卓上型では大きめです。寝室などに置いても7色LEDやリモコン、タイマーなども使えて便利です。電源はACアダプターなので決まった場所に設置するのがおすすめです。
2.
1.2Lと卓上タイプとしては大容量です。噴霧量は最大200ml/hでダイヤルで緒性出来て便利です。電源はAC100V画必要です。
3.
USB充電式のバッテリー内蔵タイプでどこでも使用できるモバイルタイプです。容量は320mlで空になると自動的に停止する自動OFF機能が付いているので無駄にバッテリーを使うこともありません。
4.
USB給電方式なので、モバイルバッテリーをつけばどこで使用できます。また、3秒おきの断続運転もできるため噴霧時間も最長6時間可能です。
5.
モバイルバッテリー内蔵タイプです。間欠運転や自動電源オフ機能が付いてモバイルタイプの加湿器です。タンク容量は320mlです。
アマゾン
1.
1000mlでUSB充電できます。内部バッテリーで9時間連続運転できるので車に積んで出かけることもできます。
2.
こちらはt苦情型ではありませんが、40ppmの次亜塩素酸水を使ってもよいと商品説明にあるので掲載しました。8Lの大型タンクなのでリビングなどでも使用できます。次亜塩素酸水を使用すれば雑菌の繁殖は抑えられるため超音波式の欠点である不衛生さもある程度カバーできます。
3.
200mlと小さめのUSB給電タイプの加湿器です。バッテリーは内蔵されていませんがUSB給電なので車でもシガーライト経由でアダプターを用意すれば使用できます。
4.
一番上の楽天で紹介しているのと同じです。
気を付ける点~超音波加湿器に次亜塩素酸水を使ってたらどうなる
次亜塩素酸水は強い酸化力があるので金属などを腐食します。そのため次亜塩素酸水の専用噴霧器では耐塩素処理を施します。
今回は水道水に代わりに次亜塩素酸水を使用するので、どうしても腐食の問題は避けられないと思います。
当然超音波加湿器メーカーもその点はわかっているので、次亜塩素酸水を使う時は40ppm以下でと一部のメーカーでは説明しています。腐食されるスピードが遅くなり1シーズンぐらいは使えると言いたいのだと思います。
ここでは卓上型超音波加湿器をご紹介しましたが、これらは消耗品として考えていただいた方がいいです。いつ壊れるかわからないからです。その責任もメーカーには負えません。
2~3千円程度で買える超音波式加湿器を壊れるまで使い倒すというスタンスで良いとお考えの方だけ購入したらよいと思います。そうでない方は、次亜塩素酸水専用の噴霧器またはパナソニックのジアイーノをおすすめします。
[itemlink post_id=”14174″]まとめると、次亜塩素酸水を通常の超音波加湿器で使用すると腐食が速まり早期に壊れる可能性が高いということになります。
しかし、40ppm程度に薄めればそう簡単には壊れないとメーカーもありますが、まずは安い超音波加湿器を買って自分で試すのが一番です。
管理人は2台同じ超音波式加湿器を次亜塩素酸水で20ppmで2週間、さらに40ppmに上げて今に至っています。まだ、3週間ぐらいですが問題なく稼働していますのですぐに壊れるわけではなさそうです。
すでにお伝えした通り我が家の超音波式加湿器は玄関に設置しています。外から帰ったら上着などをハンガーにかけて消毒します。また、宅配便で届いた荷物もしばらく玄関に置いて消毒しています。
次亜塩素酸水の自動噴霧は効果があるのか?
効果を調べる方法がわからないので、実際のところ効果があるのかどうかはわかりません。少なくとも我が家の玄関の臭いは軽減されていると感じます。下の写真は2個超音波加湿器を並べていますが通常は1台で噴霧しています。噴霧量は測ってみたら40ml/h弱でした。
効果はともかく玄関に届いた荷物をしばらく置いてから開梱するというようにしています。アルコールはなかなな入手できないので、次亜塩素酸水で当面は消毒するしかなさそうです。
人気の次亜塩素酸水
通販で販売されている次亜塩素酸水はほとんどが次亜塩素酸ナトリウムを塩酸やクエン酸で薄めてpH6.5あたりの弱酸性にしたものです。そのため大量に生産できるので価格も低く抑えられます。しかし、現在では需要が高まり市場価格もそれに合わせ高くなってしまいました。
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